ビジネス時事通信Vol.20…【見えないモノに価値がある】
見えないモノに価値がある
先日、著名な先生の講義を受講してきました。
内容は「脱炭素」における社会変化についての内容でした。
エネルギーの排出削減の本質であったり、EV車の価値など有益な内容でした。
12万年ぶりと言われるめちゃくちゃ暑い日が最近続いていますが、
なんでこんなに暑いんでしょうかね。
地球はやはり温暖化しているのでしょうか?
こんな話を書きながら、
以下「CO2削減」「脱炭素」について書いていくかというとそうではなくて、
我々に関係ある部分だけつまんで少し引いた目線で考えていきたいと思います。
カーボンクレジットという言葉聞いたことがありますか?
各国間でCO2等の排出権を売買することで得られるお金になります。
この目では見えないものがお金になるのです。これが皆が価値があるものと思った瞬間からカーボンクレジット=お金になるのです。
紙幣は皆が価値があると思っているから価値があるだけで、それがなければただの紙という話がありますが同じことです。
カーボンクレジットの社会ではプロダクトの生まれて終えるまでのサイクル全体を評価し、
目の前にあるモノコトの表面的には見えないバックボーンに付加価値を付けることになります。
日本人は「見えないモノに価値がある」ということに対し何の違和感もなく受け入れることが出来る、
世界的には珍しい文化を持っています。
以前に私が花の美しさについて「日本人は表面的な美しさではなく精神的な美しさを表現している」と書きましたが、
実はこれが新しい社会で日本人が生きるためのキーになる部分です。
日本は新たな社会の価値創造の中心地になり、カーボンクレジットは日本人の得意分野で勝負できるビジネスになります。
とくに当社がかかわる農業はカーボンクレジットで輸出ビジネスが捗りそうです。
この新しい価値をスタンダードにしたい人達が現在進行形でさまざまな取り組みを行っています。
これは頭の片隅に置いておいてください。
先生の講義の中ではブロックチェーンについても少し触れていましたが、
ブロックチェーンは複式簿記にもう一つ足した3式簿記といったものですかね。
私も難しすぎて理解がまだ及んでいませんがきっとバックオフィスの方々の必須の知識になるのでしょう。
デジタルツインについても勉強しないとですね。
あと数年で世界は急激な変化が起きてハードランディングすると思います。
某中古車販売店の話なんかどうでもいいのです。
どうなるかは神のみぞしるですが、みんな大変です。
特に日本ではそれが明らかなのでこんな映画がやっているのではないでしょうか?
「君たちはどう生きるか」