ビジネス時事通信Vol.11…【人口減少社会】
人口減少社会
先日、営業戦略のための勉強会に参加してきました。
その中で講師の方が人口減少について少し触れました。
2004年を境に前後100年で日本史上類を見ないジェットコースターのような人口増減が予測されています。
2023年現在、ジェットコースターを落ちる最初のところに位置しているのが分かります。
そうです。これから先は今までとは違いどんどん人が居なくなっていく社会になります。
人口増の時代を生きてきた人が培ってきた経験では、
もしかしたら通用しない世界になる。そう講師の方はおっしゃってました。
ちょうど我々は登って降る山の上に立つ日本の歴史上重要な経験をする世代です。
既成概念が壊れるターニングポイントに立っていて、
前時代の考えにしがみついていると生きていけない社会になるのではないかと推測します。
ビジネスにおいては今までのやり方で「拡大」したものは今までのやり方で「縮小」していくのは間違いないでしょう。
どこの会社も毎年売上計画を掲げる場合はその金額は前年を超えてなければならないと思いますが、
果たして実現できるでしょうか?世の中のほとんどの会社は難しいと思います。
そもそも「売上や会社規模が時間が進むにつれてどんどん大きくなっていくべき」という考え方が過去のものになるような気がします。
お金、紙幣というのは価値の兌換券です。
紙幣そのものには実は価値はありません。兌換券として価値交換できるから価値があるように思いこんでいるだけです。
そこに目標を設定するというのは本質的に少しピントがズレているように思います。
取引=価値交換が原理です。生き残るために大事なことは提供できる価値、付加価値を高めていくということに尽きます。
どうやって価値を高めるか?から議論していきましょう。
話は戻りますがこの先の人口は2100年には5000万人程度になりそうです。今の4割くらいでしょうか?
私はそこに生きている自信はないですが、今の子供たちはおそらく生きている世界です。
そのころにはムーンショットな世界になっているのでしょうか?
ムーンショットより明治時代に戻っているかもしれませんが、
そこに生きている人々が幸せな世界であればうれしいですね。